バリアフリーのすすめ

特定の高齢者、障害者に限らず全ての人に優しいユニバーサルデザインを考えてみましょう。

これから、リフォームお考えの方は、是非、
30年〜50年後のことも想定して可変型住宅を目指しましょう。

特に、
お風呂・トイレ・洗面の、生きるうえで最低限必要な場所は、車椅子で入れるスペースを確保したいですね。

           将来、再び大掛かりな工事をしなくて住むように、工夫しましょう。

障害を持って初めてわかる、家庭内の危険な箇所や、不便な事柄は、健康なときには思い及ばないものですが
障害を持ってしても、自立した生活を送ることの重要性は、その人の意欲を高め、人間の尊厳を保つ事にもつながります。
また、周囲の家族の
介護の軽減、ひいては家族関係の円滑化にも影響するでしょう。
1. 浴室の広さ

最低1坪は確保 (システムバスなら1616サイズ以上)
ある程度の広さがないと、介護者が入れません。
車椅子からの移動もままなりません。

   お風呂のリフォームで注意すること
2. 浴槽の選び方

和洋折衷がベスト
肩までつかり、適当に身体を伸ばすこともできます。


和式は深さがあり、ひざを折って入ります。
この体勢は呼吸や心臓の働きが活発になり、心臓病や高血圧、
高齢者、足の不自由な方には不向きです。


身体が浮くことがあり、滑りやすく立ち上がりにくいので
危険な場合があります。

4 浴槽の高さ

またぐときの床からの高さは、
45cm前後。
高さが低いと、頭から浴槽に転落する危険あり。
浴槽のヘリに座ってまたぎやすい。

5 .出入り口をスムーズに

段差をなくし、出入り口は650mm以上の引戸にすること。
3. 浴室、脱衣室の暖房

衣類を脱いで、寒い浴室に入る。足元の冷たいタイル。お風呂から出て、寒い脱衣場へ。
この、温度差を解消して、
ヒートショックによる事故を防ぎましょう。

浴室暖房乾燥機の設置は、天気の悪い日の洗濯物もカラッと乾燥でき、
予約暖房が可能なので便利です。

6. 手すりと床材

手すりの場所は、
浴槽部、洗い場の立ち上がり、出入り口の3箇所に設置。

床材は、滑りにくいものを選択。

 トイレリフォームで注意すること
1.トイレの設置場所

階段の近くにトイレを設置しない。50代以上に増える夜間のトイレでは、転落の危険。
各階にトイレを設置する。

2.トイレ出入り口は便器の側方に、入り口スペースを広くとる。

90cm以上の開口があるとベスト。3枚引戸か引き込み戸を使用したい。
側面に出入り口をとれば、将来壁を取り払い簡易に開口部を広げることが可能。

3.前方か、側方に50cmが介護用スペース

4.手すりはL字

両方に設置すると、かえって邪魔になる場合があるので、後付で充分。
ただ、リフォームの際には、将来付けると思われる位置に
壁下地を入れておくこと。

5.手洗分離型がベスト

 高齢者や、体が不自由な人、子供は、便器から伸びあがって手を洗うのは、負担が大きい。

6.便器と前壁面までの距離

便器と前壁面までの距離が60cm以上あれば、深く前傾して立ち上がれ、身づくろいも出来ます。

ただ、狭いスペースをどうしても変更不可の場合、和式から洋式便座にに変更する際には
奥行の630mm程度のコンパクトタイプなどを選択したり
角度を45度に設置するなど工夫が必要。